【SONYのアクセシビリティ向上施策】
世界的に見ても、日本のアクセシビリティへの取り組みは、低いと言われています。
"※ アクセシビリティとは、IT分野では、機器やソフトウェア、システム、情報、サービスなどが身体の状態や能力の違いによらず様々な人から同じように利用できる状態やその度合いのことを指す"
日本では、ハンディキャップ、障がい者、高齢者、などへの配慮の少なさが目立ち、その中でも、IT部門、ゲーム部門では、かなり低評価です。
ビデオゲームのアクセシビリティを改善し、より多くの障害者がビデオゲームを楽しめる、それを表彰するアメリカの
“Video Game Accessibility Awards”
に、ゲーム大国の日本のゲームはトップ10に1本も入っていません。
ゲームのアクセシビリティとは、目が見えない人向けに、AI音声でガイドがついていたり、手が動かない方が、手以外で操作できたり。
今後、ゲームの世界戦略を考えた時に、アクセシビリティの向上は、より多くのユーザーにアプローチする、核心になっていきます。
SONYは「Play Station 5」向けのコントローラー「Project Leonardo」を発表し、様々なアクセシビリティのニーズに対応出来るようにしています。
この動きは、ゲームにとどまらず、SONYは全社の全製品、全サービスで導入しようとしています。
企業のサステナビリティ(持続可能性)を考えた時に、SDGs、ESG、CSRなどの取り組みが、経営に、より直結していきます。
SONYのような、日本を代表する企業の取り組みが、日本全体に拡がり、日本がアクセシビリティ大国になることで、国際競争力をつけて欲しいと、切に願います。
著者名:
【可児波起:海辺の部屋CEO】
ラップミュージシャンとしてメジャーデビュー。障がい者の介護職をするラッパー「介護ラッパー」としてフジテレビで2度特集。ビジネス領域では、「デジタルマーケティング」「Webマーケティング」のスペシャリストとして「ナショナルクライアント(東証プライム)企業」で、戦略コンサルタントなどを行う。高速のキャッチアップ、PDCAで、「確実に成果を出し」続けている。
「マーケティングは『愛』である」という、「人の優しさ」を大切にしている
ポートフォリオサイト:
https://www.behance.net/namikikani
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