マイナンバーへの「拒否感」は、「なんとなく怖い」だと思っています。「個人情報」という言葉がネガティブなイメージを持ち、たびたび「流出」というトラブルも起きているので。
この想いは
「個人情報は『現在は』保護されている」
という前提だと思うのですが、インターネットやマーケティングに関わっている人なら知っているように、一民間企業「Google」「Facebook」などは、とてつもない個人情報をピンポイントで持っています。
スマホにGoogleのアプリをどれか一つでも入れた瞬間に、スマホの連絡先、GPS情報、財務情報など17の項目が抜き取られます。
App storeのアプリダウンロードのページの下の方を見れば、どのデータが参照されるか、表示されています。
それに、インターネットでの検索履歴、行動履歴、SNSでのいいね、投稿など、、、全部、民間企業が知っているのです。
EUでは、こうした「個人情報」の取得について、かなり厳しく規制して、Google、Facebookは多額の罰金を払っています。
つまり、私たちは、インターネットができた時からずっと、個人情報を、勝手に、秘密に抜かれていたのです。
こういった前提に立てば、国が、公に、どの情報を取得し、どう活用するのか、とハッキリ明言している「マイナンバー制度」は、今よりははるかに「安全・安心」で、リスクとトレードオフで考えても、メリットがはるかに上回ります。
情報格差、地域格差などを埋める手段として「マイナンバー制度」は、もっと幅広く適切に活用されることを願っています。
著者名:
【可児波起:海辺の部屋CEO】
ラップミュージシャンとしてメジャーデビュー。障がい者の介護職をするラッパー「介護ラッパー」としてフジテレビで2度特集。ビジネス領域では、「デジタルマーケティング」「Webマーケティング」のスペシャリストとして「ナショナルクライアント(東証プライム)企業」で、戦略コンサルタントなどを行う。高速のキャッチアップ、PDCAで、「確実に成果を出し」続けている。
「マーケティングは『愛』である」という、「人の優しさ」を大切にしている
ポートフォリオサイト:
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