【採用とESGとマーケティング】のお話。
最近、「採用」についての、ご相談をよく受けます。
・優秀な人材の確保
・定着
が、どの企業でも、難易度が上がっています。
そこで、僕がアドバイスするのは
「企業が『選ぶ』のではなく、『選ばれる』時代になったのです」と。
数十社のコーポレートサイトのGAを見てきましたが、どの企業も必ず同じ傾向。
トップページの次に「会社概要」が見られるのです。その割合は60%程度。
それは、求職者が企業に「何を」求めているのか、が顕著に出ています。
・この企業は、この先も続くのか?
・どんな「社会貢献」をしているのか
・労働環境はどうなのか?
コロナの時代になり、人の心理はネガティブになり、リスクを回避するようになっています。
そこで「安心・安全」をコーポレートサイトの「会社概要」から、見出そうとしています。
そんな時に、ほとんど何も情報がなかったり、リンクされているSNSの更新が1年以上止まっていたりすると、そのページで離脱が起こります。
逆に、丁寧に書かれていて、「サステナビリティ」の項目を作り「SDGs」「ESG」「CSR」などの情報が充実していると、別のページへ遷移していきます。
日本は「ESG」が遅れていて、とくに「G=企業統治=コーポレートガバナンス」の部分の遅れが顕著です。
ですので、コンサルタントとして企業にジョインする際には、この「会社概要」を充実させるために、
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)のもう一つ上にある
パーパス=企業の存在価値
についてお話しし、それを会社概要に記すことから始めます。
そのことは、求職者を含めた、ステークホルダーに対して、とても大切で有効です。
企業ブランディングの指標が大きく変わってきている。。。
そんなお話しでした!
著者名:
【可児波起:海辺の部屋CEO】
ラップミュージシャンとしてメジャーデビュー。障がい者の介護職をするラッパー「介護ラッパー」としてフジテレビで2度特集。ビジネス領域では、「デジタルマーケティング」「Webマーケティング」のスペシャリストとして「ナショナルクライアント(東証プライム)企業」で、戦略コンサルタントなどを行う。高速のキャッチアップ、PDCAで、「確実に成果を出し」続けている。
「マーケティングは『愛』である」という、「人の優しさ」を大切にしている
ポートフォリオサイト:
https://www.behance.net/namikikani
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